おしっこは、恥ずかしい。けれど、それを「共有」したとき、恥が癒しに、そして快感に変わる──。本作は、“青春と羞恥”をテーマに、高校という舞台で少女たちが放尿を通じて心を通わせていく、尿フェチ×アオハルドラマの意欲作だ。
【作品紹介】アオハルお漏らし学園 響乃うた 伊織ひなの

(2023年/Materiall/出演:響乃うた、伊織ひなの/収録時間:147分)
主人公は、正義感あふれる学級委員長・響乃うた。彼女が再登校を促すのは、大人しくて繊細な女の子・伊織ひなの。
過去に「授業中のおもらし」を経験し、不登校になっていた彼女をもう一度教室へ連れ戻す──そんな温かい展開から、物語は一気に羞恥と快感のフェーズへ。
再び教室に現れた伊織は、またもや失禁。絶望の中、うつむく彼女を前に、響乃がとった行動は…「一緒に漏らす」。それもただの放尿ではない、立ったまま豪快にパンツを濡らす“共有放尿”だ。「お漏らしは恥ずかしくないよ!」という台詞が、羞恥と解放を一気に引き裂く。
ここから本作は一気にスイッチオン。
尿を見て、匂って、興奮する男子学生。拭いた雑巾で自慰行為を始める男子を“いたずらっぽく”見つめる響乃。
一線を越えた2人は、トイレ・更衣室・構内の片隅と、立ちションプレイを重ねながら快感に目覚めていく。
伊織ひなのの成長ストーリーでもあり、響乃うたの開放と共犯の友情劇でもある。

【感想】尿=快感、というAV文法を“友情”で包んだ意外性
“青春”という概念に、放尿というフェチ要素を正面からぶつけてきたこの企画。そのチャレンジングな姿勢に、まず拍手を送りたい。
伊織ひなのの震える視線と、響乃うたの包容力が生み出す“羞恥の共有”は、フェチAVでしか描けない“心の揺れ”を見事に映している。
中盤以降は3Pプレイや顔面放尿など、フェチ濃度が一気に増すので、“抜き”の実用性も十分。
また、立ちションスタイルで“お漏らし”を表現する演出は、ややフェチ観点から見ると外れる部分もあるが、その分“見せ方”と“解放感”には一貫性がある。
尿=快感、というAV文法を“友情”で包んだその意外性に、ナカジは軽く嫉妬すら覚えた。

評価まとめ(5段階)
項目 | 評価 |
フェチ度 | ★★★★☆(放尿多め/お漏らしはやや少なめ) |
女優の演技力 | ★★★★★(伊織ひなのの成長が見事) |
実用性(抜き所) | ★★★★★(随所に立ちション・濡れ描写が充実) |
シナリオ性 | ★★★★☆(序盤の導入は秀逸、後半はやや即物的) |
総合おすすめ度 | ★★★★★(“青春と尿”の交差点に快感あり) |

こんな性癖の方におすすめ
- “おしっこで心がつながる”というAVに興味がある人
- パンツのままの立ちション/お漏らしシーンに反応してしまう人
- 響乃うた・伊織ひなの、どちらか一方でも推しているフェチ層


ナカジ総評
「恥ずかしい、でもあなたと一緒なら──」
この作品は、フェチとドラマの境界線を心地よく越えてくる。放尿を“青春のひとこま”に昇華した、フェチAVの新しい可能性だ。
特集
-
おむつAV・おもらし動画フェチ向け【おすすめ7選】
「おむつでしか抜けない」「おもらしの瞬間が性癖に刺さる」──そんな一見“特殊”に思えるフェチこそ、実はAVというジャンルの深海でいちばん美しい鉱石なのかもしれない。 このページでは、おむつフェチ・おもらしフェチ・羞恥フェチの要素を内包した“本当… -
なぜ“スーツ女子のおしっこ我慢”は、こんなにも興奮するのか?
「スーツ女子が尿意を我慢する姿に、なぜここまで興奮するのか?」本コラムでは、AV評論家ナカジが“我慢フェチ”というマニアックながら根強い人気を誇るフェチ構造を徹底解剖。理性と本能がせめぎ合うあの一瞬、無意識の仕草、そして羞恥のにじむ視線──そ…