初めてのアナルオナニーに挑戦する素人女性たち──。恥じらいと快感のあいだで揺れるリアルな表情、ぎこちない手つき、そして次第に快楽に溺れていく様子を描いたドキュメント的フェチ作品。AV評論家ナカジが、羞恥と快感の交差点を丁寧にレビューします。
【作品紹介】初々しい素人娘による菊門オナニー

(2020年/ラハイナ東海/117分)
「アナルオナニー」というテーマを、きらびやかな演出ではなく、あくまで素人の初体験感に寄り添った形で描き出したのが本作『初々しい素人娘による菊門オナニー』。
登場するのは、スカウトや応募で集められたリアル素人女性7名。いずれも演技ではなく、“初めて感”と“ぎこちなさ”が売りの顔ぶれだ。
最初はどの娘も明らかに戸惑い、躊躇し、羞恥心を隠しきれない。
だが、いざ自分の指で菊門に触れ始めると、徐々に声が漏れ、表情が蕩け、羞恥と快感のせめぎ合いがリアルに画面に刻まれる。
特に、「痛くないかな?」「どうしよう…」と迷う様子、最初の指挿入の瞬間のピクリとした表情、そしてやがて快楽に変わっていく体の動き──
これらを一切の過剰演出なしで捉えているのが、本作の大きな魅力だ。

【感想】自分自身に没入していく過程が非常にリアル
これは“素人女性の羞恥心と快楽の変化”を真正面から捉えた、珍しいフェチドキュメント。
華やかさや派手な構成はない。だが、それが逆に“素人のリアリティ”を際立たせている。
各出演者に共通しているのは、最初の戸惑いから、次第に自分自身に没入していく過程が非常にリアルだということ。
特に、
- ぎこちない指使い
- ちょっとしたビクビク反応
- 徐々に深まっていく呼吸と体の震え
こういった“生の反応”を好むフェチ層にはたまらない構成になっている。
惜しむらくは、演出としてのバリエーション(衣装変化や道具追加など)が少ないため、単調に感じる場面もあるかもしれない。
しかし、逆にそれが“最初の一歩”に特化したコンセプトをぶれさせていない点で評価できる。

評価まとめ(5段階)
項目 | 評価 |
フェチ度 | ★★★★☆(アナル初体験×羞恥心×素人感) |
女優の演技力 | ★★★★☆(初々しさを超えてリアリティが光る) |
実用性(抜き所) | ★★★★☆(恥じらいフェチ・初体験フェチに直撃) |
シナリオ性 | ★★☆☆☆(シンプル構成。意図的にストイック) |
総合おすすめ度 | ★★★★☆(初々しさを味わいたい人向けのフェチ名作) |

こんな性癖の方におすすめ
- アナルプレイの“初体験の戸惑い”に異様に興奮する人
- ギラギラしない素人のリアル感を求めるフェチ層
- 恥じらい×快感に変わる表情の変化をじっくり味わいたい人


ナカジ総評
「初めてだからこそ、感じる恥ずかしさと快感。」
作られたエロではない、“リアルに震える瞬間”を求めるなら、この一本。
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