おむつが手放せない義妹が、甘えながら距離を詰めてくる…!?主観カメラで描かれる“距離感バグった義妹との変態日常”。おむつ交換、おねしょ、逆おむにー。フェチ要素てんこ盛りの問題作を、AV評論家ナカジが本気でレビュー。理性が崩壊しかける兄たちに捧ぐ一作。
【作品紹介】お兄ちゃんが好きすぎる妹は感じるとすぐおむつの中身がぐしょぐしょに

(2023年/三和出版/出演:綿矢好花/シリーズ:おむつ&おもらしチャンネル)
タイトルのインパクトもさることながら、設定がとにかく濃い。「このか」という義妹が主役で、おむつが必要な体質を抱えつつ、主観カメラでグイグイ距離を詰めてくるという構成。いわゆる“おむつフェチ+義妹ラブコメ”のミックス作品だが、その実態はほぼ「崩壊系変態日常劇」と言っていい。
冒頭は、義理の兄と一緒に暮らすことになったいきさつをドラマ仕立てで説明し、やがて距離が縮まる中で、「お兄ちゃんと一緒に寝たい」「おむつ替えて」など、甘えすぎたお願いを繰り返すようになる。完全主観カメラによって、兄視点でこの距離感バグを体験する作りになっているのが特徴。
後半にかけては“逆おむにー”(妹におむつ姿のまま責められる)という異色プレイも登場し、ただの甘えん坊妹ではなく、性的に積極的な側面も覗かせる。構成としては「ほのぼの→密着→おねしょ→密着→逆責め」のループで進み、観てる側の理性を段階的に溶かしていくような流れになっている。

【感想】フェチ性と物語性、主観映像の没入感がバランスよくまとまった一本
これは“主観カメラで味わう、義妹による合法的な理性破壊AV”。
綿矢好花のキャラ作りが絶妙で、子どもっぽさと色気のあいだをギリギリで漂うその“バグった距離感”が、観てるこちらの判断力を鈍らせる。おむつ描写も豊富で、交換・おねしょ・お漏らし後の反応といったフェチ要素はしっかり押さえられている。
一方で、画面の切り替えタイミングが不自然な部分など編集が粗く感じる場面もあった。ただし、それらを“味”と捉えるか、“冷める”と感じるかは個人の感覚によるだろう。
それでも全体を通して見れば、フェチ性と物語性、主観映像の没入感がバランスよくまとまった一本。設定やジャンルに抵抗がなければ、確実に「刺さる」内容だ。

評価まとめ(5段階)
項目 | 評価 |
フェチ度 | ★★★★★(おむつ×主観×義妹×逆おむにー) |
女優の演技力 | ★★★★☆(甘え・泣き・責め…演技の振れ幅が良い) |
実用性(抜き所) | ★★★★☆(場面転換ごとに“使える”シーンあり) |
シナリオ性 | ★★★☆☆(ドラマ調だが編集ミスが惜しい) |
総合おすすめ度 | ★★★★☆(フェチと物語を主観で味わいたい人向け) |

こんな性的嗜好の方におすすめ
- 義妹もの×おむつという特殊なテーマにビビッときた人
- 主観映像で密着される“距離バグ演出”が好きな人
- 「可愛い妹におむつ替えられて何が悪い」と思えるタイプの人


ナカジ総評
「兄であることを忘れるほど近すぎる」
理性が溶けて、気づいたら“おむつ越し”に感じてる。そんな一作。
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